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ネットショップをおこなう際に、注文をする場合の送金はとても重要な部分です。
これがないと商品の売買は成立しません。
送金方法でもっとも手軽なのが銀行や郵便局の口座へ送金する方法です。
その場合、口座名を屋号にすると安心感がグッと増します。
田中という個人名を口座名にするのではなく、コスモネット(仮)という屋号を口座名にしてしまうのです。
では、個人事業の場合、屋号を口座名にすることは可能でしょうか。
2001年の初旬にコスモネットという屋号での口座名を取得しましたが、その様子をご紹介します。
地方銀行(横浜銀行)と郵便局の2箇所で屋号での口座を開設しました。
銀行は思ったよりは簡単でした。
個人事業の場合でも実際の登録は法人扱いになるということでした。
事業をしているのであれば事業規約を持ってきて欲しいと言われました。
ネットショップのホームページでは既に「通信販売の法規(特定商取引に関する法律)に基づく表示」をしていましたので、それを印字して銀行へ持っていきました。
その書類を銀行側が確認後、無事コスモネットの銀行口座が完成です。
郵便局は少し複雑でした。
その郵便局で「個人では屋号での口座名を取得できない」ということを言われたのです。
屋号を口座名にする方法はないのかを質問しましたら、
「何らかのサークル名や活動団体として申請すれば、受け付けます。その場合、規約を確認する必要がありますので持ってきてください。」
と言うアドバイスを受けました。
つまり、よく会社や自治体等で会費の積み立てをする場合、口座は個人名でなく団体名で作成することがありますが、その方法だったら可能だということです。
規約は要約すると会の主旨、活動内容、活動期間、会費、運営者等を記入します。
上記のような規約を作成後、郵便局でもコスモネットの口座が開設されました。
ちなみに両方とも「コスモネット 代表 田中太郎」でという口座名です。実際の振り込みはこちらから要望を出せば「コスモネット」のみで振り込むことが出来るように処理をしてくれます。
その後・・・
2002年の初め、「個人事業開業届書」を申請した際に屋号を変更しました。
その時には銀行、郵便局とも「個人事業開業届書」の控えを提示しただけで、スムーズに屋号を使用した口座を開設することが出来ました。
確定申告のこともありますので「個人事業開業届書」を作成するのが一番良いと思います。
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