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私は毎月４万３千円のお小遣いをもらっていました。
お小遣いは食事代や交通費（電車、ガソリン代）なども入っていますが、パソコン関連のものを購入したり、インターネットを接続するためのプロパイダ費、通信費なども大きな出費になっていました。
また、週末は９歳の娘がピアノを習っているのでデートを兼ねて教室まで一緒に行きます。ピアノのレッスンが終わると、帰りがけにイトーヨーカ堂に必ず立ち寄ってカワイらしい筆記用具などを買ってあげますが、これも私の小遣いからの出費です。
その他に家族へおみやげのケーキを買って帰ることがよくありますので（単に私が甘い物が好きなのです）ケーキ代も数千円使います。
息抜きで映画（レイトショウは１２００円）にいったり、ビデオを借りたりもします。
そんな形で１ヶ月間で４万円なんてあっというまに消えてしまうのです。
しかし現在（２００３年４月）はお小遣いをもらっていません。０円になってしまったのです。
マイホームの購入を決めたのが去年の夏でした。
引っ越しをしたのはその半年後になりました。
それまでマンションに住んでいました。部屋は３ＤＫ（６５平方メートル）でした。
喜ばしい事に３人の子供達がすくすくと成長していて、だいぶ部屋が手狭になってきていました。子供が３人いると狭い部屋はあっという間にめちゃくちゃになります。
私の仕事部屋は子供部屋の一角約２畳を使っていました。
帰宅するとまず、子供部屋に散乱しているおもちゃを片づけてからムーンワークをしている状況でした。
「早く独立した自分の部屋が欲しい・・・。」部屋を片づける度にそんな事を思っていました。
妻も引っ越すことを検討していました。
しかし妻や子供は学校や病院などを変えることにとても抵抗がありました。また駅から徒歩７分という立地でありながら家賃が駐車場代込みで９万円とリーズナブルでしたので、なかなか引っ越すことができなかったのです。
ある時、ステ看板で不動産の案内がありました。
住んでいたマンションから５０メートル先に中古の一戸建ての物件が出てきたのです。７ＬＤＫ（建て増しをしていた。）という家の広さが魅力的でした。
３５００万円の物件でしたが即決でした。
購入はもちろんローン返済ですが、ボーナス払い無しで、月々１３万円ほどでした。
今まで住んでいたマンションの家賃が９万円でしたので、４万円高くなります。
妻の超高速脳内コンピューターがはじき出した答えが、私の小遣いを０円にする事です。そうすると今までの家賃９万円に私の小遣い４万円が上乗せされて、１３万円のローンを支払うことが出来るのです。
私も、副業が順調に伸びていったら、別でオフィスを持つことも考えていました。
小さいオフィスでも持つと最低でも７万円以上はします。水道光熱費等もかかりますので、売上げをかなり伸ばさないといけないと思っていました。
家を購入して、仕事部屋を持つことが出来れば、小遣いの４万円が無くなってもお得ですので、妻の考えに賛成したのです。
マイホームの購入をおこない、現在ローン返済をおこなっていますが、本業の収入の影響がほとんどありません。
副業でそれほど成功はしていませんでしたが、ある程度の収入が発生していたのが良かったのです。
マイホームの購入で妻や子供も喜び、私も喜ぶ。一番良い方向に進みました。
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ＴＯＰ ＮＥＸＴ
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